子どもの運動会の映像を
カッコよく編集したい

わりとリクエストが多かったので、映像編集についての記事 第一弾を書きたいと思います。
きーじぇーは仕事でたまに映像編集もします。
ガチガチの腕の良い人に比べるとまだまだ修行が足らんなとも思いますが、素人さんを「おお!」と思わせる程度のクオリティは担保できるので、ある程度のことはお伝えできるかと思います。

今回はパパママが運動会や卒業式などで我が子や近所の子供たちのために「カッコいいダイジェスト映像」を作る場合を想定してみましょう。
基本的には料理をイメージしながら考えるとわかりやすいです。

機材の準備

さて、何から用意すれば。。という人も多いかもしれません。
料理では包丁やフライパンが必要ですが、家庭料理を作るのに別にわざわざ業務用オーブンを用意する必要はありません。
ですので「これさえあればじゅうぶん事足りる」くらいの機材やソフトのイメージです。

・撮影機材
ビデオカメラ:全体を長回しで撮れるので、ぜひ揃えたい
一眼レフ(動画):携帯性が高い。子供の表情や、ダンスでの細かい動きを追うなど、色んなカットを撮れるのであれば良し
携帯:一眼レフの代用。最近のiPhoneは4Kも撮れちゃいますよね笑
上記のうちビデオカメラと、一眼か携帯のどちらか。そして
三脚:定点用に必要。あった方が良い。3000円くらいの安いものもあるので買ってもいいかも。
バッテリー:これは絶対。

・編集ソフト
今回はお金をかけずに、windows10のフォト、macのiMovieで編集する場合を想定しています。
iPadのiMovieでもいいかもしれませんが、私は導入したことがないのでここでは割愛します。
最近の動画編集のフリーソフトは大変優秀なので、DaVinci Resolveなどを導入するのも手だと思いますが、初めての方には敷居が高いので、あくまで最低限の編集でかっこよく見せる方法をお伝えします。

どんな作品を作るかイメージしよう

色々聞いてみると、「動画を撮ってから構成を考える」人が圧倒的多数でした。
しかし、普通は「どんな料理を作ろうかな。和?洋?中?。洋?オムライス?ロールキャベツ?」と考えますよね。
クリエイターも同じで、必ず「どんなものを作るか」を先に考えるのがセオリーです。
※水曜どうでしょうという番組はそれらのセオリーを根底から覆したすごいバカ番組です笑

手始めに、自分が今まで見てきたスポーツや式典の映像を参考にしましょう。

・オリンピックやスポーツ番組が作るダイジェスト
・格闘技イベントの煽り映像
・ホリエモンの近代の卒業式での演説

などなど、自分が見た中で「この映像いいな」と思ったものを参考にしましょう。
そしてその中で「ダイジェストを何分くらいで構成するか」も考えておきましょう。
家族で見るだけなら、運動会の映像を全編撮ってダダ流しでいいとは思うのですが、例えば我が子と仲良しの友達の映像も一緒に作ってプレゼントしよう、とか、色々使い方があると思います。
今回はあくまで、「人に見せたい(いい格好したい笑)」場合を想定しています笑

時間を仮に、「好きな音楽一曲分」と仮定しましょう。
ポップスには「展開」があるので、それに合わせて編集すると、誰でもカッコよく作れます。

どんな素材を撮っているか研究する

https://www.youtube.com/watch?v=uZGAyAOcYz8
NHKの動画は埋め込み禁止なので飛んで見ていただければと思います。

プロの編集は非常に優秀です。
しかし編集以前に、「何を撮るか」にしっかり意図を持って撮影しています。
どんな素材を撮り、どう編集しているか研究してみましょう。

「みせかけだけでもカッコいい編集」をする場合、入り口としては「音楽に合わせる」のが良いでしょう。
音楽はいわば「お皿」と捉えて、どの料理をどう盛り付けるかを考えます。
それを踏まえて、それぞれの素材を書き出します。

  1. 周囲やランドマークなどの景色
  2. 各種目の選手や応援席の「喜びや悔しさの表情」がスローで
  3. 競技の様子
    勝負のプロセス→勝った選手、負けた選手の表情
  4. 日本の選手だけでなく、「ここに立つ意義のある選手」にもフォーカス
  5. 有力選手の敗退

などなど、色んな撮り方見せ方をしているのがわかります。
その中で重要なのが

ストーリーが見える

ということです。
素材そのものにストーリーが見え、それを繋げて全体にストーリーが見えるように。
というところは意識しておきたいです。

どんな素材を用意するか考えよう

さて、どういうものを撮ればいいかがわかったら、プランを立てましょう。
料理と同じで、この料理にはどんな野菜や調味料を用意すればいいか考える必要があります。
運動会や卒業式は事前にプログラムをもらうことも多いでしょうから、それを元にどの位置から何を撮るかを考えましょう。
最近では場所や撮影の規制が厳しいと聞きますので、仲の良い親御さんと一緒にそれぞれの素材を協力して撮るというのも手ですね。

今回は仮で「我が子の仲良しグループの活躍」に焦点を当てたいと思います。

撮るべき素材(主に仲良しグループを中心に)
<開会式>
・入場行進:横から、正面からの引き、寄り、アップ
・話す先生のバストアップ2つのアングルから10秒ずつ
・それを聞いている生徒全体、寄り、アップ
<種目1>
・開会式と同じようなアングルで
・待つ生徒の表情
・種目を行う生徒の引き、寄り、表情
・種目のプロセスから勝者と敗者の表情
<種目2>・・・

のように書き出してイメージします。

実際に撮る段になると、上手く撮れなかったりしますが、逆に「引っ込み思案だと思ってた息子が女子生徒と仲良く喋ってる!!」みたいな発見もありますので、「!!」と思ったらカメラを向けましょう、息子には内緒で笑

パクってパクってパクリまくる

おそらく大体の人は人一人撮るにしても「全体像」を撮りたがります。
しかし、今回撮るのはあくまで「素材」なので、
・バストアップ
・顔アップ
・顔の表情
・友達との絡み
・ガッツポーズ
・先生の姿
・保護者や応援席の表情
・周りの景色
・校門前
・子供を見つめる親族

などを正面から、横から、下から、など色んなアングルで撮ってみましょう。
その際、ズームなどは演出の意図がない限り避けましょう。

そして重要なのは、「テレビとかでカッコよかったシーンの構図を真似してみる」です。
これだけで全然違います笑

素材が揃ったら

さて、素材が揃ったらば動画をPCに読み込んでいよいよ編集です。
手順としては

1.タイムラインに素材を順番に並べる
2.BGMを敷く
3.不必要な部分をカットする
4.演出を作る


です。これが一番早いです。
不必要な部分をカットする際、ゴミ箱を空にはしないようにしましょう。
そして動画の音声もいじらずにそのままにしておいてください。
後の演出などで使える部分が出てくるかもしれません。
大根の葉っぱは置いといてあとでおひたしも作るねん!みたいなことです。

編集の基本はカットだ!

基本的に編集はカット命です。むしろ撮り方とカットだけでカッコよくできます。
そりゃね、包丁使いと火加減さえ掴めばなんだって作れちゃうんですから。

イン点アウト点の話とか色々ありますが、これはプロ向けではないので端折れるところは全部端折ります笑
不必要な部分を切る作業ではありますが、

今回はBGMがあるので、

・構成を音楽に合わせる
・音楽のリズムに合わせてカットする
・同ポジ(画面が切り替わっても構図が同じ)を避ける

例えば曲の
イントロ:外観や全体行進やかけっこのアップなどをダイジェスト的に。タイトルも入れてみよう。
Aメロ:全体行進や先生、子ども、親の表情など、これから始まる運動会の展開に期待する人々を表現。
Bメロ:プログラム直前の子ども、我が子の出番前の走者などで直前感を出す
サビ:「スタート(パーン!)」をきっかけに我が子の走りを、(スタート)アップ→引き→アップ→(ゴール)全体→(ゴール)アップ→ゴール後の表情。みたいな感じで気合い入れて演出する。
時間が余れば他のプログラムも。

みたいな感じで、音楽をしっかり聴きながらノリッノリで編集すると楽しいと思います。

そして、動画で録れた音声を活かすということも考えた方が良いかと思います。
けっこういいセリフ録れたり、すごい歓声が上がってたりするところはぜひ採用しましょう。
音声を残すところ、切るところにメリハリをつけると臨場感がアップします。

文章で書くとあれですけど、要は「気に入った映像作品を真似する」から入ればなんてことありません。

編集の腕は場数

これはどの業界でも同じですが、とにかく場数を踏むことが大切です。
小1のお子さんがいらっしゃれば、運動会を撮るチャンスは6回あります。
それまでに、夏休みの旅行や、なんてことない日常にカメラを向けて、クールな思い出映像をたくさん作ってください。
子どもの成長とともに親の腕も上がるって最高じゃないですかね?

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